夏なのでちょいと涼しくなるお話を・・・・

毎度どうも。
毎日暑い日が続きます。
熱中症にかかっていませんか?
湿度が高いとノドの乾きが少ないので、水分が失われていることに気付かないこともあるそうです。
水分補給はこまめにしましょう!!
そう、夏と言えば稲川淳二氏・桜金蔵氏をはじめとする怪談が盛り上がりますが、私もちょこっとばかし経験したことがございます。
と、言ってもあんなに怖い経験はしてません。
あれは怖すぎます。
私のなんてかわいい話です。
これはもう10年ほど前の話です。
私がちょうど中野通りにある某牛丼系チェーン店でアルバイトしていました。
初めてから一年が経過するかしないかのころの話です。
そのころは少々気が狂った様に剣道をしてました。
中野に住んでいるにも関わらず日野市内にある道場に通ってまして、帰るのは23時近くなることがしょっちゅうでした。
1月だったか2月だったか忘れましたが、その日も稽古の後、中央線のホームのベンチで座ってぐったりしてました。
私は帰りはいつも2両目に乗るので電車を待っています。
ふと見上げると、1両目付近に髪が長く、ワンピースっぽいのを着た20代くらいの女性が立っているではありませんか。
(と、言っても完全なる可視ではなく私の脳内でそう見えているのに過ぎません。)
その駅は飛び込みが多い駅だったのでそこで亡くなった人なのかなと、たまにはそいうこともあるだろうと気にせずに電車を待っていました。
東京行きの快速電車がホームに到着。
私も竹刀と荷物を持って電車に乗り込むと。
その女性も1両目に乗りました。
乗るんかい!!
心の中でつっこみながらも、気にせずに中野まで。
すごい疲れていたのでそれ以降、すっかりかっきりまるっきり忘れていました。
それから約半年経ったある日。
某チェーン店のメンバーで飲み会があり、中野の飲み屋で飲んだ後、メンバーの家に皆で上がり込む事に。
中野駅の南口からZEROホールに向い、紅葉山通りを右折。
新中野方面に向って皆でたらたら歩いていました。
私たちは紅葉山公園側を歩いていました。
ふと左を向くと。
反対車線側の歩道を件の女性が歩いているじゃないですか!!
あらびっくり。
女性は私たちと逆の方角に向って黙々と歩いてました。
霊(?)も電車に乗って移動するという、これまた珍しいことがあるもんだとほろ酔い気分なもんでこれまたすっかり忘れてました。
さて、それから約一週間後の夜。
母が、1階の部屋がなんか変と言ってます。
母も”感”がもの凄く鋭いのでいろいろ感じるのですが、私はなんにも感じなかったので、
暑いし、そんな日もあるでしょうぐらいな感じで流してました。
その深夜。
私はお腹が空いたので1階におりてお茶漬けを作ってました。
・・・・・背後に不穏な空気が流れています。
もちろん誰もいません。
妙な鳥肌が・・・・。
気のせいと思いながらも、気になりつつ作ってますと。
ものすごいプレッシャー(シャアか?シャアが来たのか?)が私を押します。
ぱっと後ろを見ると!!
女性が髪の毛逆立てて迫って来るじゃ、あ~りませんか
∑(ノ▼ο▼)ノ オォオォオオオ!!
(顔はそんなに怖くはなかったんですが、興奮している感じでした。)
きゃ~~~~~~~{%exmark2%}
いやぁ~~~~~~~{%exmark2%}
私の髪が逆立ちますよ{%saiaku%}
あまりにびっくりどっきりなので
大きく息を吸って、そして大きな声で「ちょっと待て!!来るな!!」と言いました。
そうしますと、その女性は止まり、居間にちょこんと座ってしぼんじゃいました。
それまたなんか可哀相な雰囲気なので。
「私じゃわからないので、朝まで待って下さい。母に聞いてみますから・・・」
そう言うと、頷くような仕草をして大人しくしてくれました。
その日は興奮しつつも、明日は明日の風が吹くとあまり気にせずぐっすり睡眠。
朝{%clear_a%}
母にそのことを話すと。
「やっぱりね。出たのね。あたしの感は当ったわ!」
と当った事に興奮していましたが、それはいいから早く解決してくれと懇願。
とりあえず、私の見た女性の雰囲気から親族にそのような人がいなかったか調べます。
母もすぐには分かるわけではないので、二人でアーでもないコーでもないと話をしてますと、
突然、「K君の家じゃないかしら?」と言い出しました。
自分の親族が出て来ることはあっても血の繋がってない人が、
わざわざうちに来るのかと半信半疑でしたが、気になるのですぐに友人のK君に電話をしました。
彼にこれこれこんな感じの人で20代で亡くなった方はいませんか?
と聞きますと、自分の記憶にはないので親に聞いてみると。
それから(たしかその日の夜だったはず)にK君から電話がありまして、
K君のお父様のお姉さんが20代前半に若くして肺か何かのご病気で亡くなっていたそうです。
その後もさしてご供養をされていなかったとのことなので、どうにかわかる私の所にでも出てきたってことなのでしょうか。
その事が分かった瞬間、その女性の気配は我が家から消えました。
不思議です。
本当はもっと伝えたい事があったのかも知れませんが、私や母が感じたのはここまでです。
それでもK君は喜んでくれました。
もちろんそれ以降、その女性が出る事はありません。
しかし、何より不思議だったのはわざわざ電車に乗って中野まで来たということです。
駅で同じ電車に乗ったんだからそこで声をかけてくれれば良かったのにと思う今日この頃。
もし霊(いるかどうかの議論は置いといて)に出会ったら、伝えたい事は端的にはっきりと言う様にと強く言って下さい。
こっちは分からないんだから!!
法事をするとか、普段からお経ををあげるとかすることも大切なんでしょうけど、それよりも大切なことはその人の存在を認めて、思いをかけることではないかと思います。
そのための法事なり読経供養なんじゃないんでしょうか。
形よりも”心”を大切にしたいものです。
これは何も死んだ人にだけではなく、今、自分の側にいる人にも同じだと私は思います。
”必要としない”、”必要とされてない”と思ったり思われたりすると人はその生きる活力を失うと言います。
家だって、人が住んでいない家は朽ちるのが早いとも聞きますし。
人間余裕が無くなって来ると、”人”を”観る”ということができなくなります。
それは相手に思いをかけれなくなる一歩手前です。
ちょっと深呼吸して周りを観てみてはいかがでしょ?
大切なものが見つかるかも知れませんよ。

夏なのでちょいと涼しくなるお話を・・・・” に対して5件のコメントがあります。

  1. pako. より:

    ありましたね。そんなこと。
    その節はお世話になりましたm(__)m。
    今は先祖供養はそこそこやってますが、家族に対しては・・・。
    頑張るとします。

  2. h_m より:

    >pako.
    どもです。
    懐かしい記憶ですね。
    月日が経つのは早いです・・・。
    無理をせず気が向いたときにやるのが一番ですよ(^^)

  3. コパンダ より:

    ちょっと背筋がヒヤッとしました・・・
    でも「ちょっと待て!」で
    ちゃんと待ってくれるんですね
    聞き分けの良い霊さんですね
    (私は見れませんが・・・)
    そして電車にも乗れるってことが
    不思議でした
    私のイメージだと
    行きたい場所へ
    自由自在に瞬間移動出来るものかと・・・

  4. やす より:

    あのー。
    最初よんでて、途中からこわくなって
    よめなくなり、、、
    コメントのところにぶっとびました。。
    好奇心と恐怖心で葛藤してます。
    気になるから聞きたい。。。
    しかし読めばいいのによめません。ひぃいいいいいいい!!!
    1階ってところから自宅が関係してることにおろおろしまくりです。エーン。

  5. h_m より:

    >コパンダさん
    あ、涼しくなってくれましたか??w
    詳しい方に聞く所によりますと、霊だろうがなんだろうがはっきり断わるということが一番良いそうです。
    嫌なものは嫌と。
    下手にお経あげたりお札をはったりするよりかは良いと思いますよ~
    >やす
    読めばいいのに。
    たいした事ないさ~
    ひひひひひ・・・・(-_-)

コメントを残す