余部鉄橋

ライトアップされたというニュースが流れてました。
3年後にはコンクリートで出来た新しい橋に変わるそうです。
明治期に出来た橋で約一世紀の間ここで列車を支え続けてきたんですね。
景観やその歴史的、建築的な貴重さから残して欲しい声は多いそうですが、老朽化は避けられない様です。
この橋には行った事は無いのですが、私が小学生のとき大きな事故があり記憶してます。
1986年の年末、お座敷列車「みやび」(14系客車)が余部鉄橋を通過中、日本海からの強風で吹き飛ばされ鉄橋下の蟹加工工場に直撃。
乗員や工場勤務の人合わせて12名の死傷者が出ました。
この事故は人為的なミスが重なった事故で当時今以上に鉄道が好きだったオイラとしてショックな事故でした。
このころは客車型のお座敷列車が多かった気がします。
「みやび」と同じ14系改造型の「サロンエクスプレス東京」(今は「ゆとり」)や「サロンカーなにわ」など。
お座敷列車ともサロンカーとも呼ばれていた気が・・・。
今はジョイフルトレインなどと呼ばれていますね。
子どもの時たまに品川や上野に行くと、お座敷列車が停車していて親に頼み込んで写真を撮りに行ったりしました。
今は簡単に都内のあちこちに行けますが、子どものときは1人で行くのはそれこそ異空間に入るようなものでドキドキしながら写真を撮りに行ったものです。
そういう気持ちが失われたのも少し寂しいです。
ジョイフルトレインで私が乗った事があるのは、急行型車両の165系を改造した「パノラマエクスプレスアルプス」です。
乗ったといても原宿の通称「宮廷ホーム」(原宿駅側部乗降場)で公開されて見学をしただけなんですが・・・。
このホーム、天皇陛下しか利用できない(他の皇族も単独では利用できない)ホームで違った意味で貴重な経験をしたなと。
その時の写真がどっかにあるはずだから探してみよう。

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