待たない人 ~樹下の双魚に~ ダンスカンパニー・セレノグラフィカ

8月22日 夜。
M.M.S.Tの百瀬氏とダンスカンパニー・セレノグラフィカ 『待たない人 ~樹下の双魚に~を観に行きました。
麻布ディプラッツ「ダンスがみたい!9」の参加作品です。
コンテンポラリーダンスは、演劇とはまた違った”観る”ということが難しく感じます。
一見、めちゃくちゃに動いているようできちんと考えられて動いているのが何回も見ているとなんとなく解ります。といっても、素人的解釈ですけど・・・。
今回の上演は、創作ノートに

麻布でのオリエンタル板では無音景の提示部と展開部が一挙に上演されます。
日本国内・東部アジア地域の小スペースでの上演を前提として、舞台装飾は最低限の要素に限定され、全編通じて最も
「濃い」パートをご覧いただくことになります。

とあり、確かに舞台にはセットと呼べるものが3つ程。
吊るされた窓枠が2つ。
そして上から吊るされた反射板(照明を当ててそれ自体があたかも照明の様に見えます。)
以上です。
舞台上を出演者が舞う。
そんな感じです。
黒い壁、黒い床の無機質な舞台で有機体”人”が動くのも面白いのですが
外(緑の多い公園)や古民家の畳の部屋など少し変わった場所で踊っているのを観たみたい気がしました。
オススメ
コンテンポラリーダンスで有名なウィリアム・フォーサイスが日本の武道家に会ったときの話です。
友人が読んでいて面白そうなので私も読みました。
最近は武道が注目されているようです。

ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う
白水社
日野 晃(著)押切 伸一(著)
発売日:2005-08
おすすめ度:5.0

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