MMST report 0014
MMSTの打合せがあったので久々に神奈川・相模原市橋本へ
橋本に行くのは久しぶりです。
橋本駅そばにある、"杜のホールはしもと"で13日公演の[polyphonic]
稽古をしていたので少しお邪魔して見学。
稽古終了後、13日の公演を含めて今後のMMSTの活動の打ち合わせ。
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以前、私は演劇やダンスを見に行ったりすることはほとんどありませんでした。
見るようになったのはMMSTと関わってからのここ数年です。
それまでは絵画展や国宝展、たまにICC行く程度のもの。
もちろんそれらは今でも時間があれば行く事があります。
MMSTと共に東京・大阪・富山といろいろ周り他の作品も観ました。
しかし、何を、どこをどうやって見ればいいのか悩みどころです。
役者の”発声”、”動き”を観るのか。
”演出”を観るのか。
感覚だけで観ることを許されるなら、「おっ!!」と感じたことがあります。
具体的・定量的な話ではないので分かり辛いかと思いますが、
その感じたものとは役者のオーラというか”気”というか、
その人がはじき出す一種のエネルギーでしょうか。
別に私はスカウターを持っている訳じゃないですし江原さんの様にオーラも見えません。
(知らない人もいるかもしれないので。参考までにスカウターです。
頭に付けているのがそれです。写真はサイヤ人のナッパさんでしょうか?
画像をお借りしているので問題があれば至急連絡ください。くれぐれも怒って地球は壊さないでくださいm(__)m)
私が子供のころから続けている剣道で、自分よりも年を重ねている小さい先生が自分よりも大きく見えてしまう不思議な感覚。
それに近い何かです。
先日のイマージュオペラの脇川海里さんのダンスを見た時もそれを感じたのですが、何か”場”を作っている感じがするのです。
独特の雰囲気という表現も良いのかも知れません。
人を引き込む力。
何かを成し遂げている人、何かを成し遂げようとしている人は、そういう力があると思います。
それは稽古・練習している量に比例し、さらにそこから涌き上がる自信とその人本来の
精神力が加わりより強い力を発揮するのでしょうか。
役者は、それこそ真剣を持っている感覚で舞台に立ち、観客もやはり真剣に観る。
役者と観客が同じ”場”にいて、さらにお互いの”場”がぶつかり合う場所。
それが”生”で観る面白いところなのかな。
演劇に限らず、音楽でも絵でも彫刻でも何でも実際に観て、聴き、体で体感する。
その大切さを改めて感じました。