菊池武夫
ファションデザイナー菊池武夫が、10月29日付日経ビジネスに「強みの見直しと革新で老舗ブランドを再生」と題して書いている。グッチが、遺産や伝統を根幹にして復活して来ている例を挙げる。電機メーカーが凋落した原因は、培った強みを忘れ、新製品に走った事にあるのではないかと問いかける。派手さはないが、核となる強みや技術を守りながら、進化すべきところは磨きを掛ける。これが企業やブランドの長寿化につながると書く。司法書士も不動産登記業務から商業登記業務へ、そして簡易代理業務と債務整理業務へと推移している。核となる司法書士の法律的側面は何か、自問自答が求められる。