小林正観
同氏の「悟りは3秒あればいい」を手に取り、頁を捲る。ある車販売のトップセイルスマンの話を書く。取材した記者が、トップになる秘訣を聞くと、私はなにもしていませんと答えた。疑問に思った記者はその仕事ぶりを観察した。そのセイルスマンは、多くの人々とまるで親戚のようなお付き合いをしていることが分かった。セイルスマンの彼は、彼のその人を売っていた。彼の「人格」を売っていたと。人格を売る。依頼者に私の人格を与える事が出来るか。これも修行の話。でも少しでも近づく心があると良いかも。ふと手に取る本。
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