伊集院静

日経新聞、人間発見での作家伊集院静の言葉

悲しみを和らげてくれるのは時間しかない。
悲しみはじはじはと続く。
でも悲しみがあるから、人は酔ったり、歌ったりしたとき、
心から笑うことができる。
生きるということは悲しみのそのもの。
でも悲しみを経験すると、人間には本当のやさしさが身に付く。
そして、悲しみにも終わりがやってくる。