かけつけます。

産経新聞、曽野綾子の透明な歳月の光。
ウィリアム王子の結婚式に関して書いている。同王子の結婚は、王室に新しい空気を吹き込んだ。熱狂的な喜びを表すイギリス国民の姿を見て、同国の階級社会に対する国民の反発は少ないのではないかと思ったと。
 式を中継した日本の女性アナウンサーが、英国の階級意識のにたいする無知さに驚いたとも書いている。これからエリザベス女王夫婦やその他の親族が式場に「かけつけます」などという言葉遣いをすること。そして、スポーツ以外、何があろうともと人前では決して「駆け出さない」のが貴族の振る舞いの基本であることを知らないからであると。
 いままで登記の申請が午後3時までであったので司法書士は、駆け回っていた。最近はインターネット申請になったので、その姿はみられなくなったが、威厳ある振る舞いに
遠い存在であるとふと思う。