谷崎重幸
東福岡高ラグビー部監督52歳。日経新聞の「駆ける魂」。平成11年に奥様を38歳で亡くす。12歳、10歳、4歳の子供さんを残して。親と監督と教師の三役で疲労困憊。
休職しニュージーランドで三年間、育児とラクビーの勉学。そこで、指導者として絶対に使ってはいけない言葉を学んだ。「Don't」と「NO」。選手が果敢に挑んで犯した失敗に対して否定的な言葉を発すれば、二度と挑まなくなることを知った。
事務所運営も、新たな法律的事件への対応も、私を含めて果敢に挑まなければ、前進はない。その際、「Don't」と「NO」を発したら現状維持から衰退に方向に向かってしまう。何事にも通ずる「Don't」と「NO」である。