金子兜太

 毎日新聞の記事。地震に対する金子先生の言葉
「人は死ぬなら自然に、死なないといけない。人間としての尊厳を奪われた死に方は、いわば殺りく死ではないですか。それをもたらした当事者が戦争においては人間で、今回は地球だということだ」
「こんなむごい死を人に強いる戦争は絶対にだめだ。人間が自然に死ぬる世の中にしないといけない。それが平和な世ってことだったんです。」
 一人の命は、地球より重いと言われている。いくら地球があれば良いのか。死の重さをひしひしと思う。