風景の力
2月4日の日経夕刊プロムナード。保坂和志が「風景の力」と題して書ている。
元世界銀行副総裁の西水美恵子の海外でのその活躍を知って驚いた。その西水さんが風景を見て進路を決めた話を語る。西水さんは「山の上のスキー場にロープウェイでのぼり、眼下に開ける太平洋を見ていたら『何を悩んでいるのだろう。私のやりたいことは経済学だ』という答えが、すうっと見えてきました」と
努力し悩み更に努力していく過程で、風景によって啓示を受け、一段階上に行くと書く。
目標に向かって日々真剣に努力し、進むないときは、旅に出なければならないのかも知れない。立松和平も良く旅をしたと聞くように。