赤色エレジー
朝日新聞のbe on Saturdayに赤色エレジーの記事があった。あがた森漁は、明大へ通っていた、同世代であった。神保町ですれ違ったかも知れない。全共闘時代、機動隊の規制や石の投げあいの中を、違った立場で逃げ回っていたかもしれない。
当時片や、感性の鋭さで、音楽の世界へ、映画の世界、そして漫画「ガロ」の世界へ。自分は、剣道とパチンコに明け暮れ、今日に。パチンコの店の名また面白く、人生劇場であった。思うと、いろいろな意味で素晴しい店名である。
その後40年の話。漫画「ガロ」の三羽烏の一人古川益三氏は、自分が何時も通おる中野のブロードウェイの漫画専門店「まんだらけ」の経営者。年商70億という。時の早さと時代の流れを知る。
孫と2週間会わなかった。また顔が変わる。物事を分別する顔になった。一度頭を通して表情するようになった。幼児の成長を知る。87歳の叔母に会った。1ヶ月ぶりである。体か竦む。成長する姿と竦む流れを一日に見た。秋。ときを感じる。