本
丸谷才一「女ざかり」を読んだ。家内が良い本だと聞いてきたので、アマゾンで購入。
代金「1円」送料350円で買った。
今から15年前の本である。某新聞社の女性論説委員の話である。論説と政治圧力の問題と併せて彼女の私生活を綴つたものである。
現在の女性の活躍を考えるとなんら不思議でない小説である。しかし、15年前ではこんなことがあるのかと思われる女性の有能さを思わせる内容であった。当時のベストセラー小説で、映画化された。憧れの吉永小百合が主演を演じたという。
小説家は、時代を読み、半歩先を行くといわれるが、まさにそのように感じた。
又、著者の博学さを見た。著者は秀才で勉強家。不勉強さを実感させられた。
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