生活 タクシーの運転手さん

 昨日、会議が遅くまで有ったので、タクシーに乗った。地方では、タクシーの運転手さんは、町の案内人である。一方都心では、景気の動向を肌で感じる方々である。

 景気はどうですかと聞いた。タクシーの収入は走行距離の2倍が売り上げになるそうである。250K走れば、5万円である。200Kで有れば、4万円である。しかし、最近は、1.5倍程度にしかならないとの話。又、奥様方か短距離を乗らなくなったそうだ。奥様方の乗車が、売上を高めるそうだ。私達の仕事は、弁護士さんと異なり、小さな仕事を誠意を持って行い、それをもって、事務所の収入を上げるしかない。タクシーの運転手さんもそうなのかと思った。小さな事を積み上げる。何事にも大切な事なのかも知れない。

 西洋の諺に「和やかな笑顔の漂うところに、運命の女神はその慈悲の手を差しのべる」というがあろそうだ。笑顔と小さな事の積み重ね、大切な事かも知れない。