ノンフィクションと教養
標記の雑誌を購入した。「封印された高橋洋一証言」という見出しがあったので購入した。高橋氏(元内閣参事官・東洋大学教授)の、「さらば財務省」を読んでいただけに、こんなに優秀な方が、何故窃盗ざいという、破廉恥事件を起こしたのか。その原因を知りたくて読んだが、窃盗事件の原因・動機を知ることは出来なかった。高橋氏が財務省からいろいろな意味で睨まれていたと言うことと、数学に関しては中学生のときから既に優秀だった。そして天才肌で官僚に適していなかったいうことを知った。
「封印された高橋洋一証言」は、佐藤優氏と高橋氏の対談を佐藤氏が纏めたものである。高橋氏は物事を直観でその結論が見え、それを理論的にに裏付けられる人だと結んでいる。高橋氏は、何かの症状が出たとき、それを分析して症状を和らげるにはどうするべきかという処方箋を書くのが専門家の役割と言っている。法律家も問題が生じたとき、法律に基づいて、どう解決できるかとその処方箋を書く人だと思う。法律は、数学的思考が必要とよく言われている。思考方法は同根かも知れない。
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