債務整理と家賃保証代行

 家賃保証代行会社、「リプラス」が破綻した。賃貸アパートに入居するときの保証人になってくれる会社である。この部門の経営は上手くいっていたが、他不動産部門の資金繰りが付かなくなり、その破綻である。サムプライズローンの影響である。社員は、管財人からの突然の解雇。数百人に及ぶと言う。

 住むところの確保は生活の基盤である。衣食住の「住」である。それに弊害が生じる。人々のため家賃保証代行の部門だけ、他の会社が営業譲渡を受け、営業方式受入を続けて頂ければと思う。
 新規契約件数01年1万件、07年18万7千件、08年35万件だそうだ。多くの人から保証料を取って、不測の事態に備える。滞納分の回収も行なう。会社の性格は、保険会社と
貸金業に近いものである。貸金の面が強くでれば、金融庁の監督下にはいるが、現在のところ、法律上監督官庁はない。
 間隙事業である。保証料の妥当性、未払い賃金の回収方法等問題性があるのかも知れない。経済は早い、法律は遅いである。

 リプラスの破綻、保証代行会社の廃業、保証代行会社の業務、どれも債務整理に繋がる要因となる。司法書士として、社会への洞察と法律への研鑽が求められている。
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