行動と読書
海の男に伝わる言葉に「スマートで、目先が利いて、几帳面 負けじ魂 これぞ船乗り」があるそうだ。
昔、六年で大学ヨット部卒業した友人がいた。。葉山でヨットに乗せてもらた。練習の厳しさを垣間見た。一方船酔いで陸が無性に恋しかった思い出がある。船板一枚地獄である。洗練さ、俊敏性、臨機応変の対応力、着実な行動が海の男には求められる。平素の厳しい鍛錬と俊敏な行動力等が本当に求められる。
読書は、静である。行間を読む。一つの言葉、ひとつの文節からどれだけ理解を広げ,思索行なうかである。これも平素の訓練が求められる。今我妻榮先生の債権各論を読んでいが、私には電車の中、小説を読むように行かない。右に六法を置いて、一字一句を積み木のように合わせて行かなければ理解できない。その上本人は、理解できた積りでも、まだまだである。「読書百篇意自ずから通ずる」であるが、専門書を読んでも10回が限度。。100回は難しい。きつい読書に絶えられる強い意志が求められる。時間を大切にして、只読むだけである。
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