債務整理と消費者金融会社の変動

消費者金融会社は、過払金請求、貸出条件の厳格化、顧客の取り合い、貸出原資の確保
等で今後のその経営が難しい。
 アコム   -   三菱UFJ   プロミス   -   三井住友
                     (三洋信販はプロミスの完全子会社)
レイク    -   新生      アイフル  ー    住友信託
武富士        独立      ディツク  -    米シティグループ系 撤退へ

武富士だけが、なんとか独立して生きているが、これもいつまで耐えられるか分からない。他は銀行の傘下か提携に入っている。
貸し出す原資をいかに低い金利で潤沢に確保するか。
一方、顧客を如何に確保するかである。しかし、顧客の年収の3分の1までの貸出厳守
が定められている。顧客の奪い合い、新しい良質の顧客は少ない。

既に、過払い請求に関して、消費者金融の主張は厳しい。訴訟も積極的に行う。
最高裁の判例も一連の取引に関しては、過払い請求者に対する厳しい判例がでている。
債務整理も、今までと異なってより論理武装が求められている。
任意整理上の和解による分割返済も、近いうちに期間の短縮、金額の増額が
求められてくるものと思われる。

大手四社、アコム、プロミス、アイフル及び武富士もいつまで生き残れるか分からない
状況である。
それは、融資残高が、この2年間で
  5兆7000億円から4兆7000億円に減額したこと
  新規の顧客が半減していること等から考えられることである。
  1兆×5%=500億円 仮に年間5%との金利収入とするとすると
  500億円の収入減になる。

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