8年 【9.11】
フィードリーダーを使って流し読みしてたら、今日、9.11だったんですね。
「元会計士 田中靖浩の人生B-side」より
日付と曜日がわからなくなる昨今・・・忙しいのか年のせいなのか{%知ーらないwebry%}
いろんな意味で私の人生を変えた日です。
嫁さんの人生も。この事件で彼女はアメリカから帰国しなくてはいけなくなったのですから。
多くの人の人生も変えた日でした。
あれから8年経ったんですね。
今も多くの人がテロを含む戦闘によって亡くなっている現状を考えると9.11だけをクローズアップすることではないのですが、やはりあれだけ映像に流され、情報が入ってくれば、記憶には強く残ります。
同じく、フィードリーダーで読んでいた一つの記事にこんな記事がありました。
われわれはアフガンから撤退すべきか
後半部分の抜粋
全文はこちら
アフガン軍事作戦は確かに多くの無関係な犠牲者を出してしまっていて、大変悲しいことです。しかし、今これを止めてしまったら、犠牲者はいなくなるので しょうか。少なくとも減ることを保障する材料は、残念ながらほとんどないのが現状です。タリバンとアフガン政府の内戦が激化し、ソマリアのような無政府状 態になる可能性は多いにあるのですが。
そして重要なことは、ベトナム戦争やイラク戦争と違い、敵は国家や地域政府、国家の枠内で統率され た民兵などではなく、脱国家的で、国際的なネットワークを持ったテロリスト集団だということです。「ベトナム戦争のベトナム化」「イラク戦争のイラク化」 つまり撤退して戦争をその国の国内問題にすることは、ベトナムやイラクではできても、テロ集団との戦いにおいては不可能です。アルカイダやタリバンは国家 の枠を越えた集団であることを理解しなくてはなりません。彼らとの戦いを「アフガン化」することは、ベトナムやイラクの事例と質的に大きく異なるのです。
われわれはテロをなんとかここで食い止めていると考え、これからもそうすべく国際的に協力すべきでしょう。日本は幸いというか、給油活動というかなり楽な役 割を遂行するだけで、それなりに評価されています。100人の命を多国籍軍の誤爆から守るほうをとるか、、それとも10万人の難民が出ないように多国籍軍を展開するほうをとるか。政治というのはときに非情にならなければかえって大きな不幸を生んでしまうことを忘れないようにしたいものです。
辻雅之のだいたい日刊オピニオンより
まだ9.11を引きずって8年戦闘している人とたちがいて、そこで多くの方が亡くなっているという事実もこのような記事を目にしない限りなかなか認識できないものです。
この戦闘で、大局的に見た話として、テロリストに対して戦闘をし続けないといけないと私たちの生活も脅かされるという可能性。
過去に日本でもオウムの事件があった様に、世間の言う一般的常識とはちがう価値観を持ち、さらに日本の考え方とはまた違った宗教・思想の集団とどう対応するのか。
ただ、悲観的に観ているだけでは、余計不安をあおり対立を生み出してゆくので、この事実を肯定的にとらえ、どうしたら被害がなくなるかを考えてゆくことが一番大切なんでしょうね。
何事も悪いところを見たら切りが無いですし。
政治というのはときに非情にならなければかえって大きな不幸を生んでしまうことを忘れないようにしたいものです。
しかし、この一文、重い・・・。
多くの人の犠牲の元に今日の私の生活があるということ。
忘れないようにしたいものです。
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