電話の子機

電話の”子機”。
今の家庭用固定電話にはほとんど子機が付いています。
もちろん私の実家の電話にも子機がついています。
最近は実家の電話回線をNTTの光電話にしてから音が悪くなったという
ご批判もありますが、まだまだ使える代物です。
ある日。
母と私と嫁さんが１階のリビングで話をしていると電話が鳴りました。
先に２階の部屋にある親機が鳴ります。
狭い家なので下の部屋まで聞こえてきます。
狭いとは言うものの、わざわざ２階に行く事がないよう
子機を１階のリビングに置いてあります。
リビングのテーブルの上に子機は置いてありました。
母の左手の近くにその子機はありました。
もちろん目に入る範囲です。
２階の親機が鳴ったその瞬間、母は勢いよく立ち、そして２階へと・・・
バタバタバタバタ！！！
.．・ﾍ(｡≧O≦)ﾉ 電話よ！！電話！！早く取らなくちゃ！！
２階の部屋で電話を取るためにドタバタしている母の足音が響く中
その子機は誰にも取られずにひたすら鳴っています。
”俺はなんの為に鳴っているんだろう{%naku_a%}”と悲しげに言うかのように、
その子機の音が部屋中こだまします。
数分して母が降りてきました。
嫁さんが母に子機があったんですよと告げると。
「自己主張が足りないのよ！私はココにいるよって言ってくれなくちゃ！
気付かないわよぉ～アハハ」
私＆嫁＋子機
「ﾄﾞ━━━(ﾟﾛﾟ;)━━ﾝ!!　なんて無茶苦茶な。」
毎度、この自分勝手な発想には笑いを通り越して感心します。
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