子供のころの話
昼。
事務所(実家)に来客。
昔から付き合いのある方で一緒に食事をしました。
お客さんと母は友人で、私のことも幼稚園に上がる前から知っている方です。
昼食。
母の手作り料理です。
この後もいろいろ出てきたけど食べる事と話に夢中で写真を撮るのを忘れました・・・。
お客さんもとても喜んで下さり嬉しいです。
私はお茶を入れたぐらいしかしていませんけど・・・。
食事中の話の中で、子供のころに遊んだことが話しに出ました。
母達が盛り上がっていたのは、タケノコの皮を伸ばし、それで梅干を包んで吸うという遊びのことでした。タケノコの皮が梅干を吸うことで赤くなってくるとのこと。
これはやったことがありません。
ただ、知識として知ってました。こち亀にその話が出ていたので。
私は小学生から中学生にかけて剣道場の管理人として道場に住んでいました。
一応東京都内です。
剣道もしましたが、土日はそこに小学生の低学年から中学生まで集まり
”缶けり”とか”ドロケー(ケードロ)”とかやってました。
子供が喧嘩しながら20人近くワーワー騒ぎます。今ではあまり見かけないですね。
それだけの人数ともなると当然仕切るヤツが必然的に出てきまして、やたらとえらそうに後輩に、ああしろだの、こうしろだのと言っているものです。私です・・・orz。
今だにそのときの仲間で集まると、そのころのエバッていたことを同期に突っつかれて恥ずかしい思いします。けどそれがまた楽しいんですけどね。
そのときの仲間と集まると子供のころに戻ります。
大人になってもカラーバットで野球をして盛り上がれるんですから。
それを真剣にやるのがまた面白い。
20人からの子供が子供だけで遊んでいたかというと、そうでもなく必ず近くには数人の大人の目がありました。
夜には大人たちが飲んで食べて騒いでいますが、必ず数人の母親達が目を光らせて危険ぎりぎりの範囲でストップをかけます。
子供達もどの辺が危ないのか遊んでいるうちに感覚がつかめてきます。
今、子供にそういう”場”が少なくなってきた感がするのは少し寂しい気もします。
大人が集まって飲み食いをし、大人の目が届く範囲で子供達が遊ぶ。
大人だけが楽しむのではなく、かと言って大人と子供が一緒に遊ぶわけではない。
大人は大人・子供は子供と分けてあるけど同じ”場”にいる。
これって大切なことの様な気がします。何故かと聞かれるとまだはっきり言えないのですが・・・。
私を育ててくれたそんな”場”を、子供達に作れればなと、最近強く思っています。