2013-05-03
森本哲郎著「この言葉」を読む。王維の詩も上げている。「桃は紅にして復た宿雨を含み、柳は緑にして更に春煙を帯ぶ 花落ちて家僮未だ掃わず 鶯鳴いて山客猶お眠る」 山の匂い、風の香を味わいに遠出をしたくなった。 [tmkm-a […]
2012-04-17
[tmkm-amazon]4791765451[/tmkm-amazon] 多田富雄氏の標記の随筆を読む。二つの詩が有った。 年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず 四月は最も残酷な月だ。 死んだ土から、 リラの花を生 […]
2011-03-25
今日の編集手帳の一節 大正期の詩人、山村暮鳥に桜と題する詩がある。<さくらだという/春だという/一寸(ちょつと)お待ち/どこかに/泣いている人もあろうに> 花に浮かれる心をたしなめ泣いている人を思いやった暮鳥の優しさにう […]