初心
日経新聞12月15日付春秋。ノーベル賞受賞者山中伸弥教授の事を書いている。受賞の心境を問われて、教授が迷わず色紙に書いた言葉が「初心」。「研究者を目指した最初の日に戻ってまたやりたい」。「ノーベル賞は私にとっては過去形だ」。贈られた金メダルは「大切に保管しても見ることがないと思う」と語ったとある。この言葉を聞き「これまでの何百本のホームランも次の一本を保障してくれない」。という言葉を思い出したとも書く。そして、「初心とはいつでも帰れる貌をして傍らにありて帰らず」(馬場あき子)と句を上げて擱筆。司法書士受験を思い出し、本人訴訟を支援出来、法廷代理人である弁護士に負けない法律構成のできる司法書士を来年の目標にし、研鑽に努めたい。