言葉
言葉の大切さ、厳しさについて、日経新聞「春秋」に有った。
遠藤周作の「沈黙」は、作者自らの題は「日向(ひなた)の匂い」であった。
編集者は迫力がないと変更を申し入れ、その結果が沈黙となり、同氏の代表作となった。
作家と編集者の言葉に対する真剣勝負。言葉一つを生み落す厳しさがそこにはあり、それは大きな影響を与える。
一方、自殺対策強化月間の標語は「あなたもGKB47宣言」。アイドル集団AKB48との語呂合わせ。
不謹慎という事で、ポスターが回収された。
言葉に対する厳しさと、当事者に対する想像力を持たない方が決めたのかとある。
尚、ゲートキーパーとは、門番を意味し、悩んでいる人に気付き、声を掛け、必要な支援につなげる活動をする人を言う。
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