記者の目

 毎日新聞の記者の目に、岩手県の被害手地で取材している神足俊輔記者が書いている。
 
 ー東京で勤務していたころ、同僚と仕事帰りに酒を飲みに行っていたこと。家に帰ったら家族が迎えてくれたこと。日常、当たり前のようだったこれら一つ一つが、自分の人生にとって、とても大事なものだったことに、改めて気付かされるーと
 
 記事を読み、震災は、この当たり前の事を持ち去っていてしまった。当たり前の生活が出来ることに深く感謝する。