吉見俊哉東大副学長が、「見えぬ壁超える若者育てよ」題して朝日新聞に書いている。
ー壁は、防壁や隔離。そして、融合や越境のシンボル。
 現在の情報社会。その情報が容易に国境を越え、体制の分割線を突き破っている。
 その越境的な情報が新たな壁を造る。
 情報社会は壁が容易に超えられる社会であるが、同時に容易に壁が生まれてくる社会。
 新しい壁の出現には理由がある。その壁の存在を自覚しつつ、その壁を越え続ける意志と
 能力ある若者を育てていくことに、未来の大学の役割があると。

 登記、債務整理、少額訴訟もインターネットを通じて相談を受ける。
 登記所の前に有った司法書士事務所も駅前に移動。
 一方、事務所の良い評判も悪い話もインターネットに掲載される。
 私達も、情報社会に浸かり、古い壁が壊れ、批判という新たな壁が生じている。