自己破産
昨日さいたま地方裁判所、某氏の自己破産審尋に付き添う。
管財事件となる面もあったが、同時廃止の方向での破産決定はでる。
彼の人柄にもよるものかも知れない。
年は40歳。奥様と離婚。一人息子は母親と共に生活。破産は、奥さんの浪費。
夫として、金銭を管理出来なかったことに問題がある。
夫婦間の複雑な、精神関係については分からない。
勤勉な夫。幸せな家庭を造り、マーイホームを購入し、一子を得、子供と野球を一緒にするのが夢。
その夢が破れ、残るのは負債のみ。人生にとつて、大変な事。
大手企業に勤務。経済生活の立て直しには心配はない。しかし、室に帰り、一人で電気を付ける精神面の復活はなるのか。寂しい生活が続く。
趣味と持たれ、新しい家庭を創られたらとの助言させて戴く。一つの問題は解決出来たが、本当の問題はと考えさせられる一日で有った。