正論
加地伸行立命館大学教授(75歳)が、8月2日の正論で書いている。
今回の震災は、私達に「人間は死ぬ」という鉄則を厳しく教えた。知識や観念上の死を、親しき者の死によって実感させたのである。震災によって終戦以来60年に亘り隠蔽し忘却してきた「死の覚悟」を知らしめた。
死の覚悟の意味は、人間は必ず死ぬ。だから限りある一生を緊張感をもって生きよということであり、それが奮闘の人生を造り出す。
読んで、光陰矢のごとし、一瞬を大事に、一期一会の気持ち等を思ったし、「奮闘の人生」という言葉に感銘した。