石原慎太郎
読売新聞河野博子編集委員が、石原慎太郎東京都知事に聞く記事がある。
知事は、3月11日の以前と以後では変わらなければならないと話す。我欲中心の日本の社会を。そのためには教育が大事。子供の頃から、あることを徹底して教えなければならない。それを皆で考えるべきだ。例として米国で小学校に入って教えていることを上げる。①先生と父母の言うことが違う場合は、父母の意見に従う②皆で決めたことは、嫌でも従う③町でお巡りさんが困っていたら子供でも助ける。
河野編集委員は、知事の話しを聞きながら、「国があなたに何をしてくれるのかではなく、私達がともに何を出来るか、を問うて下さい。」とケネディ米大統領の就任演説の一説を思い出したと記事を結んでいる。未来を切り開く言葉。
40数年前大学剣道部の歓迎会で、巣鴨高校社会教諭の先輩が、この一説を人生の指針の一つにして欲しい話された事も私は思い出した。