希望

 朝日新聞のbe on Sandayに希望の歌、それを歌い、58歳で息をを引き取った岸洋子の記事があった。東京芸大を優等で卒業。酒田の出身者。小学校時代の後席の友人が、芸大の彫金科に進んだ。酒田にも仕事で数度訪れた。なにか身近に感じ記事を読んだ。ドイツ留学が病気で挫折。エドイット・ヒアフの歌を聴き立ち直った。庄内弁のなまりの克服、結婚と離婚。恋心で芸術祭優秀賞受賞。膠原病の発病。希望を歌い大ヒット。再度病に倒れる。復帰すが、薬の副作用で骨が折れ入院。不帰の人となる。石井好子が「たぐいまれなる美声にめぐまれ、容姿にめぐまれ、才能ゆたかな人でしたが、健康にはめぐまれない人てした」と、その死を悼んで述べたとその記事は終わる。

 彼女のCDを聴きたいと思った。