債務整理と闇金

債務整理のお手伝いをし、各業者と和解又は過払い金を得ることができ、辞任した某依頼者から電話があった。
内容は、次の様である。
直近借入れ業者が1社残っていたので、その返済のため繋ぎのかんじで闇金業者に電話した。
闇金なのでこれはまずいかと、思い。申し込んではみたものの断った。
ところが、借入れはどうするのだと、会社には掛かるは、家には掛かるでどうにも成らなく
再度の相談であった。

ファクス番号がわかれば、ファクスで断りと、これ以上電話を掛けて借入れを強制するならば、告訴等の強行手段をとる旨を伝えることが出来るが、連絡は、相手の携帯電話だけ。
連絡の手段がない。記憶の無い番号であれば、受信拒否をするであろう。
難しい相談である。

相談者は、勤務先、自宅の番号を話してしまった。上場会社勤務である。
闇金には、よい客筋である。なんとしても借入れさして、その後も付き合いたいとの意志である。

自宅の電話は、受信拒否の手続き行なう。
上司に理由を話し、本人に取り次がない。
本人に掛かって来たら、現在警察に相談中で、これ以上掛かって来たら告訴、捜査してもらうと毅然と相手に言うように指導。事実警察とは、相談中。

間がさつという言葉があるが、間がさしたのであろうが、一度闇金に掛かると大変である。
相手は、話が分からないからである。更にその裏に、暴力が潜んでいる様におもえるからである。そこも、相手のつ込む口である。一度は、殴られる覚悟で、その上で相手を刑務所に入れる強い意思で、対応しなければならない。

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