成年後見人

大井玄の「痴呆老人」は何を見ているか、新潮新書を購入した。

世界とつながつて生きるのは大変な作業である、と思うようになりました。
の一節から始まる。

老人の痴呆症も、若者の「ひきこもり」もこの世界とつながる事に問題が生じている。
そして、生きるという作業が大変なのである。
無意識で生きているときは、何でもない。意識してはじめて生きると、そこには大変な作業が始まる。

痴呆症の老人と世界を繋ぐ仕事が、成年後見人の業務。
沢山の線を繋ぐことが、その老人の幸せを生むことに成るのか。
しかし、そのことを本人は自覚しない。

成年後見人業務の難しさを考える。

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