救急車 [アナフィラキシー]

あんまりお呼びしたくない車の一つです。
twitterなどで、ちょこっと呟いてましたが、10月16日から約10日間、長男がアナフィラキシーショックで入院をしてました。付き添いで、嫁さんも一緒。
この10日間は、実家の母と嫁さんのお母さん(大阪から出て来てくれた)が、交互で子供達の面倒を見てくれました。また妹にもいろいろ手伝ってもらい本当に感謝です。
わんぱくな娘二人の面倒を見るのは、かなり体力を使いますが、子供達もそれと察して、10日間よく我慢をしてくれました。
一番大変な思いをしたのは入院してしまった、長男本人なのですがとにかく無事でよかった。
退院時に聞いたのは、病院に運ばれて来た時点では、重症だったと。
思い出すだけでゾッとします。
事の発端は、久々の離乳食。
9月中、下痢のため離乳食を止めていた長男に久しぶりの離乳食。
お腹の具合もようやく落ち着いて来たので、ご飯をすり潰したものと野菜をすり潰したもの。以前と同様に食べさせていました。
終わってから、しばらく上の2人と遊び、お風呂の時間。
長女、次女と順番に終わり、長男の番。
嫁さんが抱いて風呂場に連れて来ると、少しだけ吐きました。
いつものことなので、そんなに私も嫁も気にしてなかったのですが・・・
風呂に入って椅子に座らせ、一瞬目を離した瞬間に首を落としてグッタリしてる・・・。
顔色も悪く、唇も青くなって来る。
これはマズいとすぐ感じ、先に吐いたのが気管に詰まったのかと思い、急いで口の中に手を入れて吐かせました。
だけど吐く量はほんのちょっと。
慌てて嫁を呼び急いで出します。そうこうするうちに、顔に赤みが戻りますが呼吸が浅い。
そしてまた動きが弱くなって来る・・・。
これの繰返し。
すぐに妹を呼び出し、上の二人をお願いして救急車を呼びました。
5分ぐらいで救急車が到着。
すでに夜の9時近くだったので車で20分ほどの夜間病院に搬送されました。
その頃は、えづいてはいましたが、若干意識がはっきりして来た様子。
先生に診察を受けると、確かにちょっと様子が変だということになり、当直の小児科の先生を呼び再度診察。
いろいろ考えられるが、アレルギーの可能性もあるという診断になり酸素吸入と点滴になり検査も必要なので即入院となりました。嫁も付き添い入院。
その後、検査だ手続きだということで日が変わり1時過ぎ。子供達や任せている妹も心配なので急ぎタクシーで帰宅。
娘達も興奮(不安?)してしまい寝れずにいました。
翌日、検査や今後の説明を先生から受けて早くて木曜日頃になりますねとのこと。
ま、そのぐらいならなんとか頑張れるだろうと思い、娘達に説明をし、納得してもらう。
そして、詳細な結果がでた翌日。
入院延長。
アナフィラキシーショックの可能性が濃厚となりました。
Igeの値が高く、卵白、ミルク、チーズ、そしてバナナがアレルギーの原因の可能性大となり、今後も危険なのでしばらく入院して様子をみると。
数日間は、点滴のみ。
入院、1日目、2日目は、点滴を受けて尿もでなかったので身体がぱんぱんに浮腫んでしまい、見ているだけで可哀想でした。
その後、尿も定期的に排泄され、浮腫もなくなります。
ただ、母乳でも反応がでてしまったので、母乳も中止。時間をかけて、ミルク成分の入ってないミルクを徐々に与える事に。
この事で、更に入院延長。
一週間経った所で、アレルギー対応のミルクが飲める事が分かったので、退院日が決定。
そして、帰宅。
無事に退院が出来てホッとはしましたが、これからが大変です。
次女は、まだ食事が上手にできないので、こぼすし、洋服には付けるし。
何かの拍子に長男の口に入らないとは限りません。その分神経を使います。
基本、和食ならば上記のアレルギーの原因が含まれないのでなるべく和食中心の料理にするつもりでいます。
私も疲れていると、甲殻類にアレルギー反応が出ることがあります。
小学生の時に突然発症し、車エビでエラい目に合いました。
激しい腹痛と吐き気、そして酷い蕁麻疹。よくも一人で家に帰ったなと・・・・。
今でも壁を這うように歩いて帰った記憶があります。
今だったら、即病院ですよ・・・よく生きてたなと。
思い出すだけでもお腹が痛くなります。
何がアレルギーの原因になるかは、発症してみないと分からない。
しかし、ちょっとでもおかしいと思ったら早めに診察を受けることが一番大切です。

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【参考】
今回の一件で、購入した本です。
担当医の先生から離乳食開始の許可が下りたので、徐々に始めて行く予定。
長い戦いになりそうです。

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