スピーチ
地元の日本語学校でスピーチ大会がありました。
地元で毎年行われる地域バザーなで協力してくれている学校でして、招待を受けました。
平日ということもあり、学生さんのスピーチだけで失礼をしてしまいましたが、自分がいる国を客観的に観る良い機会をもらいました。
学生15名が各々5分ずつ時間を与えられ、日本での体験や文化の違いをスペーチします。
私は海外留学の経験がありません。
外国で、見知らぬ人に囲まれながら生活をするというのはなかなか大変なようです。
私の妻も7年間ほど外国へ留学していた時は、やはり不安もあり迷いもあるという生活をしていたと言っていました。
ここの日本語学校の生徒さんはほとんどがアジア圏の人で、スピーチをしたものも韓国・台湾・タイの人達です。
自分の国の文化、自分の国で聞いた日本のことと日本に来てからのギャップ。
日本に来てからの夢に対しての迷い。
親切にしてくれる日本人と冷たい日本人。
パンにはまり、自分の国で日本のパンを伝えたい。
原爆式典のボランティアに出て、それまでの日本に対しての考え方を変えた。
等々。
どの国でも良いとこと、悪い所ってものがあります。
偏見を取り払ってどこまでその国を観れるのか。
留学経験の無い私にとっては理解できないことですが、皆さんどうにかしてそれをしようと努力しているように感じました。
ここの学校と昵懇にしている方と少しお話ができました。
多くの学生は日本に来て、日本が好きになって帰って行くそうです。
私たちが外国から来る人にとって、技術・経済大国と呼ばれだけでなく、日本に来てよかったという国にしていきたいものです。