余録

毎日新聞余録。商い誠に付いて書く。
都会の盛り場の一角に、「人ニハー(ぼう)一」と刻まれた墓石がある。jr大阪環状線の京橋駅に程
近い「大笹家累代之墓」だ。「ー(ぼう)」は心棒で、判じ物は「人には辛抱が一番」と読む。
記号を中心に絞り込めば「金」という字になると。
商いは、飽きない。決まった事を毎日繰り返す事に有る。そして、この辛抱で有る。事務所も同様。毎日六法全書を飽きずに引き、条文を理解するまで辛抱する事に有ると思う。