奉仕
昨日、某団体の80歳の会長さんと、九段のホテルグランドパレスで会食した。
戦前米国カルフォルニアから、両親のいる広島の小学校に転校し、旧制中学校に入学。日系で米国育ち。敵国人として見做され嫌な思いをする。広島に原爆の落ちた日、市内に勤労奉仕班に使命がなかっため助かる。クラスの半数はその時に死亡。朝鮮動乱、米国軍の衛生兵として参戦。戦火を潜る。命は得る。動乱終了後日本で妻を娶る。その後、米国カルフォルニアで健康で働き、家族を得、普通の家庭を築き今日に至った。
50歳の時、二度も命を失うような場面に遭った上で、普通の生活か出来た事を思い、自分の使命は何かと考えた。そのとき、今後は奉仕で生きていこうと思った。その結果。現在の80歳でも元気で活動し、わざわざ米国から来て某団体の為に奉仕が出来ると話された。
死に接する事に遭遇はしなかったが、現在まで命を永らえている。某会長のこの話を聞きながら、ふと私の使命は何かと考えた。