木村剛

 木村氏を書いた「日銀エリートの挫折と転落」を読む。
 最後のページに、渋沢栄一が座右の銘とした銀行業者の心得がある。
  ①銀行業者は丁寧にして、しかも遅滞なく事務をとることに注意すべし。 
  ②銀行業者は、政治の有様を知って、しかも政治に立ち入るべからず。
  ③銀行業者はその貸付たる資金の使途を知る明識あるべし。
  ④銀行業者は貸付を謝絶して、しかも相手方をして憤慨せしめざる親切と雅量とをもつべし。
 当法務事務所に当て嵌めてる事ができる事項だと思った。

 木村氏は、政治に立ち入ってしまったから失敗したと、この本にある。

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