木村剛
木村氏を書いた「日銀エリートの挫折と転落」を読む。
最後のページに、渋沢栄一が座右の銘とした銀行業者の心得がある。
①銀行業者は丁寧にして、しかも遅滞なく事務をとることに注意すべし。
②銀行業者は、政治の有様を知って、しかも政治に立ち入るべからず。
③銀行業者はその貸付たる資金の使途を知る明識あるべし。
④銀行業者は貸付を謝絶して、しかも相手方をして憤慨せしめざる親切と雅量とをもつべし。
当法務事務所に当て嵌めてる事ができる事項だと思った。
木村氏は、政治に立ち入ってしまったから失敗したと、この本にある。
[tmkm-amazon]9784062165839[/tmkm-amazon]