花園
山口市に出張したさい臨済宗常栄寺の雪舟庭を拝観した。其の際もらったものか、小冊子花園の10月号。袋の中から出てきた。その中の言葉。
「岐路に立った時は、困難な方を選べと弟子にたちにいっている。」本当にそう思うし、困難に向かうことが発展につながるものと思える。積極さであり、攻めである。
その前ページに足立宜住職が、種田山頭火俳句を用いつつ、隋筆を書いていた。
「ふめばさくさく落ち葉のよろしい」 「歩くほかない草の実つけてもどるほかない」 「どうしようもないわたしが歩いている」「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」 秋の夕べである。