多忙
多忙とは、心を亡することである。こころをうしなうことである。手順の悪さで、机の周りは、決済書類と法律の本と新聞の切り抜きで一杯。
産経新聞に千玄室氏の「一服をどうぞ」が有った。その一節に文人陸羽の言葉を書いていた。「茶の効用は、味がいたって寒であるから、行いが精(すぐれ)れ倹の徳のある人が飲むに最もふさわしい」この意味は、寒や倹徳とは味がすぐには味わえるものではなく、よく静かに味わってこそ、真の味が感得できるという意味であるとのことである。
倹徳ーつましくおごらないさま
雨の音を聞きながら、少し心を落ち着けている。