債務整理とカンブリア宮殿(1)

村上龍の日経が発刊している「カンブリア宮殿」を読んでいる。テレビで日本交通会社川鍋一朗氏と対談しているを見て、強い印象を持った。

村上龍「限りなく透明に近いブルー」の著者。私には、難解の本。芥川賞受賞。

日本交通会社は、大正元年祖父川鍋秋蔵が一台の車から創業。本人は、三代目で昭和45年生まれ38歳。運転士を5千人を擁する。一千九百億の負債を改善し今日に至る。

エリートで頭のよい、甘ちゃんぼんぼんが、現場を大事にすることを実感し、現場からの目線で、会社を立て直した。自分の生まれ育った東京の麻布の豪邸も売り払い、不退転の気持ちで再建に臨んだ。

一朗氏は、社員の幸福を思うと同時に川鍋の奥さまといわれている母親を守るために頑張ったという。

債務整理の相談の際、いろいろ家庭の事もと聞く。相談者は、訝しいがるが、奥さんが居るか、子供が居るか、いま子供は何歳か、中学校の入学は何年後かとうとう。守る人がいれば、苦しい返済にも耐えられるからである。家族を守る意志のない人は、離婚と一緒に債務整理を持ってくる。

守るものがあることは、その人を強くする。

経済で成功している人の事を読み、感じた事を書くことは、これから債務整理をする人にも必ず役に立つと思う。私自身の考の幅広くすると共に、債務整理をする人に役立つことが出来ればと思い、連続で書いて行きたい。

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