大事な「時間」を考える
アメリカのコメディアン「ジョージ・カーリン」が、最愛の奥さんを亡くしたときに、ボブ・ムーアヘッド牧師の説教を引用し、友人に送ったとされるメールの一部。
人生において本当に大切なものは何なのか。私たちの心を、静かに、そしてときに激しく揺さぶってくれる至極の言葉です。(参照元:dclog , DhiPatriots )
何気なく、SNSをチェックしていたときに見つけたリンク先。
一部抜粋
ビルは高くなる一方だけれど、人の気は短くなる一方。
高速道路は広くなったけれど、人の視野は狭くなった。
お金はじゃんじゃん使っているが、得るものは少ない。
物は買いまくっているものの、楽しみは少なくなるばかり。
家は大きくなったが家族のかたちは小さくなり、ずっと便利になったのにも関わらず、私たちには時間が無い。
学のある者は増えたが常識がある者はめっきり減り、その道のプロフェッショナルと呼ばれるやつが増える一方で問題は一向になくならない。
薬が増えたのに、病気がなくなる気配はない。
飲み過ぎ、吸い過ぎ、浪費に走る。
それなのにほとんど笑うことはないし、スピードを出し過ぎるし、すぐに怒る。
夜更かしをし過ぎるあまり、朝起きた時にはすでに疲れている。
読書しなくなった分テレビばかり、そして祈ることもめっきり少なくなった。
以下こちら
これを見て、思い出したのが「モモ」。
ドイツの作家、ミヒャエル・エンデの作品です。
子供の頃に、「モモと時間どろぼう」という題目で舞台も見た記憶があります。
「時間貯蓄銀行」からやって来た彼らの目的は、人間の時間を盗むこと。
人々に時間を節約させて、貯蓄させる。その時間をタバコにし、それをエネルギー源として、さらに人々から時間を盗むのです。
人々は時間を節約するため、せかせかと生活をするようになり、人生を楽しむことを忘れてしまいます。
永遠に引き出せない、時間・・・。
子供の頃、何気なく見ていた舞台。
分からなかった、「時間」という概念。
今は、自分の時間だけでなく、家族達の時間、会社の人たちの時間、お客様の時間、関係する人たちの時間。
いろいろな時間軸が絡み合って生きています。
さらにいろいろな”便利もの”によって、支配されてしまっている時間。
次から次へと事が起こりますが、大事なことを見失わず生きて行くことができればと思います。