曾祖父母

先日、”ひいじいちゃん”でも書きましたが、先日、母方の祖父母（娘からみたら曾祖父母）が実家に来てくれました。
私が生まれたとき、父方の曾祖母、母方の曾祖父が健在でした。
娘には３人もご先祖が生きていてくれ、そして抱いてもらえるということは有難いことです。

ひいばあちゃんは、ここ最近足腰が弱くなってしまったので以前のように歩けなくなりました。昔は重い自転車に乗って人様のために動いてました。
けどよく食べるしウイスキーは飲むし、まだまだ元気です。

ひいじいちゃんは、戦争時、理不尽な理由で上官に革ベルトで顔を殴られ、耳を悪くしました。
歳とともに耳が聞こえなくなって来てますが、よく食べるし、よく歩きます。
ちなみにひいじいさんは酒が飲めません。
奈良漬けでもよっぱらうくらい弱いです。
何事も文句を言わずに、やるべきことを淡々とやっている偉い爺様です。

写真は、その爺様が妹のiPodにとても興味を持ったらしく、私と妹に一生懸命操作方法を聞いてました。
「コレ、いいなぁ～」
と。
90近い爺さんがiPod片手に散歩してたらちょっとかっこいいかも。
その昔、戦時中にも関わらずパーマをかけてめちゃくちゃヤンキーぽかった爺様。
今でも新しいもの好きです。
私の父方の曾祖母は、95まで生きました。
9人の子どもを生んで（今でもそのうちの８人はご健在）、私がひいばあちゃんの家に行くと
一段高い部屋にいて、キセルをすいながらワインを飲んでました。
子どもながらに怖いばあちゃんだった・・・。
母方の曾祖父は、80代後半まで生きました。
この時代の人ではめずらしくものすごい大きな体で、山高帽にステッキ持っておしゃれな爺さんだったことを覚えてます。
自分が生まれてくるのには、ご先祖様がいなければ生まれてこなかったわけですから、
娘にもご先祖様を大切にするように、そして自分を大切にするように、伝えて行きたいです。