実感

昨日はオロオロしているうちに生まれて、抱いて帰って来てしまったので実感もなにも、母子共に健康ということだけの安堵感が先行し”自分の子”としての実感が湧いてこなかったのですが・・・。
今日は夕方から数時間、一緒にいて、自分で長い時間抱き、彼女の一挙一動を見て、やっと”自分の子”という実感が湧いてきました。
赤ちゃんが泣くたびにドキドキします。
悪いところはないだろうか、病気にかからないだろうかとついつい心配になってしまいます。
自分が生まれたときも親はこんな気持ちだったんだろうなとしみじみ感じ、親のありがたみを感じています。
赤ちゃんですが、昨日抱いてから２４時間経過しましたがたった１日でだいぶ変わってきます。
一番の変化は頭の形でした。
昨日の写真ではすこし細長くなっているかと思います。
産道を通るために赤ちゃんの頭の形は楕円形になっているそうです。
けど、今日はだいぶ普通の形になってきてます。これが一番特徴的な大きな変化でした。
おっぱいに関しても、私は生まれてからすぐにでもおっぱいを飲むものだとばかり思っていました。
しかし、お母さんのお腹の中で栄養分をきちんと取っていてすぐには飲まなくても大丈夫なんですね。
実際、私が着いた時点ではほとんどおっぱいを飲まず、ずっと寝てました。
私などは”飲まない”ことが心配で、大丈夫か、大丈夫かと不安になります。
嫁さんが赤ちゃんが泣くたびにおっぱいを飲ませることをし、最初はうまく吸えなかったのですが、時間が経つにつれてちゃんと吸えるようになってきます。
スゴい。
本能で”吸う”ことがわかっているんです。
そしてそれに伴う母体の変化にも驚きました。
赤ちゃんがおっぱいを強く吸うことで刺激され、お乳がより出るようになり、そして子宮が縮んで行くそうです。
子宮が元に戻っていくんですね。
これもスゴい。
何を当たり前のことをと言われるかも知れませんが、知れば知るほど人間、いや生命というのは不可思議なんだなと。
生きていることが当たり前の顔して生きていますが、赤ちゃんを見ていると、自分自信も不可思議な存在なんだなと強く思わされました。
明日、またなんか変化があるんだろうなぁ。