事故

ここ最近、毎日のようにニュースやワイドショーで自動車事故のことを放送しています。
ネットでも取り上げられることが多いようです。
つい先日、Yahooニュースにこんな記事がありました。
もう2ヶ月ほど経つ事故ですが↓

 
■奪われた希望
 深夜の街に激しい衝突音が響き渡った。7月30日午前2時。浜松市佐藤の交差点。パトカーの追跡を振り切ろうとした男の車が、会社の同僚を自宅に送り届ける途中の若夫婦の車に、左側から信号を無視して激突した。速度は時速約100キロ。助手席の妻は全身を強く打ち間もなく死亡。重体となった後部座席の同僚も数日後に息を引き取った。男は市内の風俗店で酒を飲んだ帰りだった。
 夫婦は職場結婚からちょうど1年がたったばかりだった。市内のアパートでの2人暮らし。希望に満ちた将来を夢見ていた。29日は先輩の送別会で、夫は先輩を家に送り届けるため、酒を飲まずに深夜まで付き合った。「あと1秒でも早く通り過ぎていれば……」。深夜に運転していた夫婦を中傷する内容の心ない手紙もあったという。残された遺族の苦しみは続く。
 男は危険運転致死罪で起訴された。飲酒後、現場から約700メートルの場所であった飲酒検問から逃げる途中だった。1人で酒を飲むことが多かったが、いつも車で帰宅していた。男の家族は酒を飲みに行っているとは気付かなかったという。逃げた理由を「飲酒運転がばれるとまずいと思った」と供述した。
(毎日新聞記事)

事故当日のTVニュース
昨日はこんな記事もネットに流れました。

重体の男性が死亡 姫路の飲酒事故 市職員を再逮捕
2006/09/20
 姫路市で九日、横断歩道を渡っていた夫婦が飲酒運転の市職員の車にはねられた事故で、頭などを強く打ち意識不明の重体が続いていた会社員の男性(31)が十九日、脳挫傷のため入院先の病院で亡くなった。飾磨署などは同日、業務上過失傷害の疑いで同市姫路駅周辺整備室技術主任の容疑者(38)=酒気帯び運転で逮捕済み=を再逮捕。業務上過失致死傷容疑に切り替えて送検する方針。さらに、危険運転致死傷容疑での立件を視野に捜査している。
 調べでは、容疑者は九日午前零時十五分ごろ、同市飾磨区の市道交差点で夫婦をはね、重軽傷を負わせた疑い。同容疑者の呼気一リットル当たり〇・八ミリグラムのアルコールが検出された。
 男性死亡の連絡を受けた姫路市の石見利勝市長は、病院に駆け付け、遺体に手を合わせるとともに遺族に謝罪。夫の回復を祈り続けてきた妻(26)は、「結婚して三カ月、二人でいろいろ夢を描いていたのですが、それも駄目になりました」と涙ながらに訴えたという。
 妻は事故後、毎日三回病院に通い、集中治療室のベッドに横たわる夫の看病を続けてきた。妻自身も左目の下に大きな傷あとが残る。面会は一回五分。意識が戻ることをひたすら願い、時間ぎりぎりまで付き添ってきた。
 一方、男性の父親はこの日、市長に対し「何とか頑張ってくれていたが、駄目でした」と悔しさをにじませ、「二度とこんなことが起きないよう対策を講じてほしい」と強く訴えたという。
 病院から戻った石見市長は市役所で会見。「職員が引き起こした事故で貴い命が失われてしまった。ご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、被害者のご家族に深くおわび申し上げます」と深々と頭を下げた。
 姫路市は同容疑者を近く懲戒免職処分にする方針を明らかにしている。
神戸新聞の記事より

方や結婚して1年。方や結婚して3ヶ月。
自分が結婚したばかりだからか、余計にニュースが気になりました。
自分が同じ立場だったらと思うとゾッとします。
今からもう20年ぐらい前に身近でこのような話を聞いたことがあり、
私は大変ショックを受けた事がありました。
その事故で無くなった方は20歳前半の女性で結婚式を控えていたそうです。
飲み会の帰りに酔って幹線道路を信号の無いところで横断してしまい、轢かれてしまったと・・・。
20年前に聞いたときは単なる怖さでショックだったのですが、
この歳になり、ましてや結婚してからはその時の家族や婚約者の気持ちを思うと悲しくなります。
今でもその事故のことが頭にあるので夜道を運転するのは正直怖いです。
去年は私が交通事故にあったこともあり、横断歩道を渡るときは神経質にもなりました。
人間生きている限りいつかは死ぬことになるのはこれは避けることができません。
先日もある方の話の中で、聖路加病院の日野原先生の話が出てきました。
「人は生まれながらにして死の種を持っている」
確かに「死」というものを避けることができません。
そして、病気や老いもあります。
いかに病と共に生き、老いと共にあり、そしていかに死すか。
それらを考えた上でどう生きて行くか。
人はいつ事故を起こすか、そして事故に遭うか分かりません。
気をつけてどうにかなるものでは無いですが、それでも気をつけて生活をしたいものです。
少なくとも人災が減る事を祈ります。

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