ファスティング --身体のリセット--

ファスティング = 断食
私の中では、宗教的な儀式のイメージが強かったのですが、最近はダイエットやデトックスを目的として多くの方が実践されています。
今回、Reefs Japanの中村氏の指導の元、ファスティングを始めました。
何かと慌ただしいこの時期に行う決意をしたのはいくつかの理由があります。

  • 父の死
  • Wellness Reset Projectという新しい動きの参加に、まずは自らやってみること。
  • 自分の年齢と体調を鑑みて、一度、デトックスをするべきだと考えた。
  • 亡くなった父が、末期、何日も食べることができない状態がつづいたにも関わらず、その身体で仕事を続けたことを体感したかった。

父が病気になるまでは、健康について人並みに考えている程度でした。
ガンについて、いろいろと調べるうちに意識が変りました。そして周囲に想像以上に多い、ガンの方。
父は、ガンの中でも根治が難しいと言われる膵臓ガンでした。
手術ができただけでも運がよかったのですが、手術後半年で転移が見つかり、抗癌剤治療の甲斐も無く亡くなりました。
父がいた病室には、他にも膵臓ガン、もしくはそれに近い方々が入院されていまして、父を介してお話をさせていただいたことがあります。
そこで気づいたのは、皆さんの生活と食事に共通点がありました。

  • 普段のアルコールの摂取量
  • ストレスの多い仕事
  • 脂質の多い食事
  • 性格

それでもガンになる人とガンにならない人がいるので、一概には言えません。けど、一つの原因と感じました。
ガンに関する書物、ガンになった方のお話、ガン治療をしている病院などでお話を伺いました。
あるご縁で、Reefs Japanの中村氏と親しくなり、いろいろお話を聞き、良いとされる事をいくつか紹介され、父に試しました。
中村氏に紹介されているもので効果の出ている方にも実際にお会いしました。
ただ試すにも父の身体は既に栄養を取り入れられる状態ではなく、もっと早くやっていればと残念でなりません。
その中で、私達が普段食事しているものの中に、身体に良くないとされている物が多くあるということにも気づかされました。
かと、言ってそれらを完全に廃除するには、現代の生活では難しいのも事実です。
神経質になりすぎるのも、良くないと思いますし・・・。
ですので、身体の中を時たまにキレイにすることで悪いものを出してしまおうということで、ファスティングをすることになりました。
ファスティングは、準備期、断食期、復食期の3つに別れます。
準備期は、3日とされていましたが私個人の判断で、少し長めに取りました。
急な断食は厳しいと感じましたので。
間食を一切無くし、夕飯に炭水化物を極力減らす。これを続けることで体重は減りました。
そして、先日から始まったメインの6日間。
断食+復食の期間です。
かなりキツいです。
1日目はまだ耐えられたのですが、2日目、3日目と思考と動きが鈍くなるのが目に見えて分かります。
そして身体が細くなって行くことも。
父は末期にこの状態を続け、さらに吐くこともあり、その状態でも仕事を続けていたというのは、生きたいという思いがそうさせていたのだと思います。
また祖父達はこの状態で戦争をしていたのかと思うと、決してその時代の大変さを分かることはできませんが、食べることのできる有難さを感じることができました。
家族には見るからに痩せたと言われました。
これから復食期に入り、残り10日間は、食事制限を続けます。
ラーメンは暫く先になりそうです・・・・。
ガンに関する食事の本 
ガンになってからでなく、普段からこれらの食事を参考にするのも予防の一つだと思います。

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